『食べる』以上に楽しいデートってありまふか?

仙台⇔大阪の遠距離を卒業。食いしん坊デートと食いしん坊旅行を提案したい。

【復縁話①】出会い、遠距離、まさかの別れ

私の恋愛話をしようと思います。

今の彼氏とは、付き合ってもうすぐ丸8年になりますが、実は一度別れたことがあって、その後復縁しています。

その頃、復縁についてググりまくったので、あの頃の私のような人の参考になればいいなぁと思って、私の体験を書くことにしました。

 

このブログの紹介文にも書いている通り、私たちは仙台(彼)と大阪(私)で遠距離恋愛をしています。

そして、彼の地元は神奈川、私の地元は四国、と全てにおいて色々と離れています。

 

出会ったきっかけは、新卒で入った会社の同期です。

大阪の大学を卒業した私は、東京で働きたくて、東京が本社の会社に入りました。

が、希望空しく、縁もゆかりもない仙台に配属されてしまいました。

仙台には同期入社だけで100人ほどが配属になり、全国から集まった同期はみんなとても仲良く、平日休日問わず毎日のように集まって遊んでいました。

その中で私は彼と付き合うようになりました。

毎日とても楽しくて幸せで、仕事以外の時間はずっと一緒にいました。

 

私は仙台で働く中で、彼以外にもたくさんの友達や同僚、先輩に囲まれていましたが、3年目に入ったぐらいから将来を真剣に考え始めました。

そして「やっぱり仙台でずっと過ごすのは嫌やなぁ」という思いが強くなりました。

とても悩みましたが、丸3年勤めた会社をやめて大阪に戻ってくることにしました。

(当時は一切口にはしてませんでしたが、彼は相当寂しかったみたいです。)

私の魂胆は、彼を関西に転職させてこっちで一緒に住むことでした。仙台で結婚なんて絶対に嫌だと思っていました。

そこから800km以上の遠距離恋愛が始まりました。

 

最初の頃、彼はそれはそれは寂しがってくれました。

彼はずっと「地元(神奈川)に戻りたい」と言っていたのですが、「仙台でも関西でも、地元への距離は変わらないから、関西もいいなって思ってるよ」というようなことも言ってくれてました。

 

が。

人間というのは、どんな環境にも慣れる生き物です。

私が、関西にたくさんいる大学時代の友人と毎日のように遊び歩いてる間に、彼は1人でいることに慣れてきたようでした。

 

そしてだんだんと彼は将来の話をすることを嫌がるようになりました。

私は「将来は関西に来てほしい。」と言い続け、その度に彼は「まだ分かんないよ…」と言い続けました。

何回意見を聞いても、「分からない」としか言ってくれませんでした。

4年間ずっとです。

でも、「関西に行きたくない」とも「仙台に来てほしい」とも言わず、「分かんない」ということは、少しは『関西に行く』という選択肢もあるのかなー…と勝手に淡い期待を抱いていました。


ですが、最終的に、「仙台に来てもらわないとだめだよ」と言われました。

4年越しに初めて彼の明確な意見を聞いたのは、メールででした。

 

4年間ずっと必死で訴え続けた自分の気持ちがただの無駄だったような気がしたし、『分かんない』って言いながら本当は仙台以外の選択肢なんて最初からなかったんじゃないのか、仙台に来てほしいならもっとちゃんと話してほしい、と思ったし、何よりも、私がずっと聞きたかった大事な大事な話をメールで済ませるのか…と思って、すごくショックで絶望的な気持ちになりました。

 

そして私達は、お互いに好きな気持ちは変わらないまま別れることになりました。