【復縁話⑧】諦めようと決めた日に。
仙台に通い続けるうちに、いつの間にか別れてから1年が経っていました。
復縁活動を始めてからは9ヶ月経っていました。
『もう諦めよう。』
本当に自然と、そんな気持ちになったんです。
それまでは、諦めようかな…でも諦めきれない。って思い続けていたんですが、その時は自分でも不思議に思えるくらい、自然とそんな気持ちが沸いてきました。
その日の彼は、仕事が終わるのがとても遅くて、帰ってきた時には少し汗臭く、仕事頑張ったんやな…って思って、すごく愛しい気持ちになりました。
いつもと同じように一緒にごはんを食べてのんびり過ごしました。
とても幸せでした。
そして次の日もまた仕事の彼は、朝仕事に行く前に私を最寄り駅まで車で送ってくれました。
私は、『こんな遠いところに来るのももう最後かぁ。』と思いながら景色を眺めてました。
そしたら、突然彼が言ってくれたんです。
『もう一回付き合おっか。』
私はすごくびっくりしました。
びっくりしすぎて、『えっ、もう付き合ってるみたいな感じやん!』と意味のわからない返事をしてしまいました。
突然すぎて、嬉しいより、驚きの方が大きかったんです。
『やっぱり、○○(私の名前)がいてくれなきゃダメだなって思った。』
って言ってくれました。
この一言は、本当に嬉しかったです。
その後彼と別れ、一人で電車で空港まで向かう中、一人で泣きました。
今まで、どんなに頑張っても彼に届かなかった私の気持ち。
諦めようと決めた時にやっと届きました。
本当に嬉しくて、一人で泣きました。
復縁してから1年以上経った今でも、
あの時私の気持ちを受け入れてくれてありがとう。
っていつも思ってます。